タンザニア レオンさんの珈琲 中深煎り 100g
☕DATAーーーーーーーーーーーー
生産者:Tembo Tembo Estate
栽培地域:オルディアーニ
標高:1750~1850m
品種:Kent
精製方法:Full Washed
カップコメント:Orange, Apple, Brown sugar, lemon, Green apple, Grape fruit, Almond
ローストレベル:中深煎り
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■レオンさんのお話■
レオンさんの祖父母は1900年代初頭にギリシャからタンザニアにやってきて、コーヒー生産で生計を立てていた移民でした。レオンさんは家族の3代目です。彼の祖父と父は、主に周辺の農園でコーヒーを栽培していましたが、標高が低いため、高品質のコーヒーを生産する土地には適していませんでした。レオンさんは2000年代にスペシャルティコーヒーの概念を知り、より高品質のコーヒーを生産できる高地の土地を探し始めました。
「昔も今も、タンザニアで生産されたコーヒーが家庭で飲まれることはめったにありません。すべてが輸出され、そのほとんどがコモディティコーヒーです。コーヒーの国際価格が下がるにつれて、コーヒー生産で生計を立てることが難しくなっています。スペシャルティコーヒーに切り替えるのは必然でした」とレオンさんは言います。
「最初の収穫は質も量も良くなかったので、マーク(ビジネスパートナー)がコーヒーを全部買い占めました。しかし、彼を頼り続けるわけにはいきませんでした。そこで、近隣のコーヒー生産者と協力し、海外の焙煎業者を招待して、私たちが『クレーターでカッピング』と呼んでいる活動に参加してもらいました」
ンゴロンゴロ・クレーター(火山が噴火したカルデラ)にちなんで名付けられたカッピングイベントは、オルデアニにあるレオンさんのカッピングラボで開催されました。親しみやすくフレンドリーな雰囲気でしたが、このイベントの結果は、タンザニアのスペシャルティコーヒーの歴史を書き換えるのに十分なものでした。タンザニアはコモディティコーヒーで高い評価を得ていますが、このイベントは市場の注目を集め、優れたマイクロロットを生産していることを証明しました。
このカッピングイベントは、ACEの協力を得て、2020年に公式オークションに発展しました。オークションには世界中の有名焙煎業者が参加し、オルデアニ山周辺のコーヒー生産者は高く評価され、話題になりました。
アカシアヒルズは、レオンさんのより高品質のコーヒーを生産することへの献身と、焙煎の経験と彼のビジネスパートナーであるマークの影響により、コーヒーの品質を高めることができました。せっかくおいしいコーヒーを淹れても、世に出す力がなければ日の目を見ることはありません。
レオンさん氏は「今後は、他の地域の生産者にもオークションへの参加を呼びかけていきたい。タンザニアには、世界に知られるべき素晴らしいコーヒーがまだまだあります。
「タンザニアのスペシャルティコーヒー産業は非常にエキサイティングで、常に成長しています。コロンビアやブラジルの若者が都会の生活を離れ、コーヒーを栽培するために高地に引っ越してきたとポッドキャストで聞きました。こういう話を聞くと、昔のことを思い出します。いつも言っているように、エネルギーやモチベーションが尽きない限り、自分が本当にワクワクすることをやり続けたい。それこそがビジネスを持続可能にし、労働者や小規模生産者を支援することを可能にしているのだと思います」
持続可能性は心の中にあります。義務感や論理感からではなく、自然に湧き上がる感情に従うという人間の考え方が大好きです。
店長のひとりごと
正直な話・・・個人的にタンザニアの珈琲って好きじゃなかったんです(苦笑)
それが、レオンさんの珈琲のサンプルを飲んだ時に、「これってほんまにタンザニアなん?」と、今までのイメージからかけ離れた『私が好きそうな珈琲』だったんですよね。
それで、お迎えすることに決めました。
中深煎りにすると、香りもなんだか甘そうで、結構しっかり香りますし、マイルドやし、レオンさんの珈琲のおかげでタンザニアの珈琲も好きになっちゃいました(笑)
【店長の感想】
甘み:●●●●○
コク:●●●○○
酸味:●○○○○
苦味:●○○○○
バランス:●●●○○
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